ついに、運動を始めました!

2010年06月30日19:22

最近、ちょっぴり運動に目覚めた。
1ヶ月前くらいから車通勤をやめ、徒歩通勤に変えている。
と言っても、雨の日は今まで通り車通勤だし
徒歩通勤と言っても早歩きで20分程度の距離だ。
まあ、出だしとしては手頃なところだろう。
病院から最寄りの駅である南彦根までも基本的には歩く。
これも早歩きで約30分だ。
心拍数120回/分程度の早さで歩くのでよい運動になる。

運動をしなくてはいけないと以前から思ってはいた。
しかしなかなかその気になれなかった。
せめて病院から一番遠い駐車場に車を置くことくらいが精一杯だ。
万歩計をつけてみたこともあったが、
1日6000歩程度からなかなか歩数が増えなかった。
もっとも病院内を歩く程度だから、たかがしれている。
結局、もっと歩いてみようという思いにはなれなかった。

ただ私に革命?を起こした事件があった。
2年半前に運動療法の講演を聴いたときだ。
平坦な道を歩くときと、
階段を上ったり自転車をこいだりするときとでは、
全然違う筋肉を使うことをそのときに初めて知った。
いくら歩いても、階段を上るという運動をしないと足腰は弱るということだ。
これは私にとって衝撃だった。

以来、毎日3階にある医局から8階にある病棟まで
階段を歩いて上ることにした。
これは結構きつい。なかなか大変だ。
だから1日1回のみで、他はエレベーターでOKとしている。
それでも私にとっては、ずいぶんと大きな変化だ。

しかしその後は最近まで大きな変化はなかった。
ところが今年に入ってから何冊か運動に関する本を読んで、
その中のジョンJ.レイディ著、
「脳を鍛えるには運動しかない!」(NHK出版)を読んで衝撃を受けた。

今までは身体を鍛えるために運動をするとばかり思っていたが、
実は、運動は脳にも大きな影響を与えることを知って俄然興味がわいた。
つまり運動により頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出る。
楽天的に考えられるようになり、夢や希望、ロマンがわいてくる。
不快な感情やマイナス思考を長引かせない。
さらには記憶力や思考力、分析力も向上するという。

もちろん、そうした心への影響だけではない。
ストレスにも強くなり、身体の免疫力も高まる。
例えば、週6回30分歩く程度で
乳がんの再発リスクを5~60%低下させ、
前立腺がんや大腸がん、肺がんなどの予防効果も認められている。
がん患者の治療や再発予防にとても有効な治療法になり得るというわけだ。

また、うつや不安にも効果がある。
例えば、うつに対する運動の効果は、抗うつ剤の効果と同程度であり、
再発率では運動群と抗うつ剤群とでは8%と38%と
明らかに運動群の方がうつの再発率は低い。
認知症になる率も、週2回運動していると50%低下するという。

このように運動は身体を鍛えるだけではなく、
思考や感情、ストレス、抑うつ、不安といった心の状態にも影響を及ぼし
さらにはがんといった病気にすら予防や治療効果をもたらす。

このことは、もう少し頭に刺激を与えたいと思っている私にとって、
とても魅力的な事実だ。
同時に、がん患者さんへのお話の題材にもなる。
まさに一石二鳥だ。
いや、身体が鍛えられるということも考えると
一石三鳥といえるかもしれない。

この本に出会ってから、あれほど運動が嫌いだった私が、
積極的に歩くようになってきた。
歩くようになると、もっと歩きたいという衝動に駆られる。
今までは徒歩通勤など、全く考えられないことだった。
それが今は楽しみになっている。人は変われば変わるものだ。
次の段階はランニングやサイクリングを考えている。

かといって、調子に乗ってむやみにどんどん前に進むことはしない。
その気になったときがベストの時だからだ。
その気になるまで待つというのが、私のスタイルだ。
だからしばらくは今のスタイルで行く。これで十分だ。

徒歩通勤を初めてまだ一ヶ月であり、
すぐさま効果を期待するわけではないが、
でも心持ち、気持ちが軽やかな気がする。
ちょっぴり意欲も出てきた気がする。
その証拠に、ブログの更新も月3回になった!?
今後のさらなる変化に期待することにしよう。
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プロフィール

黒丸尊治

Author:黒丸尊治
もともと心療内科医でしたが、縁あって今は緩和ケア医として仕事をしています。もともと、コミュニケーションや「心の治癒力」に大変興味をもっており、今はホリスティック医学にもかかわっています。どちらかというと、のんびり屋でマイペースです。あまり人と同じことをしたくないという、天の邪鬼なところあり。
ホリスティックコミュニケーション実践セミナーHPはこちら。
http://holicommu.web.fc2.com

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