私にとっての至福のとき

2010年05月14日07:54

最近、敢えてくつろぐ日を作っている。
土日は講演やセミナー、日直などでほとんど休みが取れないため
平日に意識的に有給休暇を取って休みを作るようにした。
月に1,2回水曜日に非常勤の先生が来てくれるので
その日は原則として仕事を休むことにしている。

休みの日は、前日から気持ちがウキウキしている。
多少仕事が忙しくても明日が休みだと思うと、よしがんばろうと思える。
そして、休日の当日。
いつものように朝は3~4時頃に起きる。
見ていないビデオがあるときはそれを見る。
そうは言ってもビデオに撮るのは龍馬伝とプロレスだけだが。
それを見て5時前には病院に行き、そこで朝の仕事をこなす。

そして7時の開店にあわせて珈琲館へ直行。
そこで日刊スポーツを読みながらモーニングを食べる。
普段は朝食を取らない。でも休日はモーニングを楽しむことにしている。
スポーツ新聞を端から端まで約1時間かけてじっくりと読む。
日刊スポーツを読むのはプロレスの記事が少しだけ載っているからだ。

午前中はできるだけ映画館に行くようにしている。
彦根のビバシティシネマにもよく行くが、
あまり面白い映画がないときには近江八幡、草津、京都まで行く。
最近はまっているのが「午前十時からの映画祭」だ。
これは1950年~70年を中心とした映画の中から傑作映画50本を
週1回のペースで連続上映するというものだ。
彦根から一番近い映画館がTOHOシネマズ二条なので
今はそこまでせっせと足を運んでいる。
ちなみに先週は「ショーシャンクの空に」
今週は「フィールド・オブ・ドリームス」、来週は「ロミオとジュリエット」だ。
興味のある方は http://asa10.eiga.com をご覧ください。

映画を見て感動に浸り、あれこれ思いを巡らせながら映画館を出る。
映画が終わる頃はちょうど昼食時となる。
いつもはかけそばしか食べないが、休日は違う。
この映画館に来たときは1階にある韓国料理のお店「李朝園」に行くのが常だ。
ここで韓国料理をつまみにビールやマッコリを楽しむ。
1時間くらい昼から酒を飲みながら、ボーッと考え事をする。
映画を見た後の感動とアルコールによる適度な高揚感が
何とも言えない至福のときを生み出すのだ。
そんな時にあれこれと考えていると、ふと、面白いアイデアが浮かぶ。
こんな瞬間が、私はたまらなく好きなのだ。

腹も満たされ、ほろ酔い気分になったところで今度は京都駅へ向かう。
お決まりは京都八条口にあるアバンティにあるブックセンターで
ぶらぶらしながら面白そうな本を探すこと。
もっとも先日は酔い覚ましのためにパチンコ屋さんに入ったら
2,000円で32,000円儲かった。1時間半で3万はおいしかった。
すっかり酔いも覚め、本屋でプラプラしながら本を買う。
儲かって気分もよかったので、1万円くらい本を買った。

今年は本を読むことにしているので、積極的に本も買っている。
正月には1年で300冊読むぞと思っていたが、
1月末には200冊と早くも下方修正、2月末には150冊とさらに修正。
現在5月中旬でちょうど50冊読んだので、
まあ、何とかいけるかなってな感じになってきた。

その後は適当な時間に再び彦根まで戻る。
電車の中で本を読むのも好きだ。寝ていることも多いが…。
南彦根からはプラプラ歩きながら家に帰る。歩いて約20分の距離だ。
途中また本屋に寄ったり、喫茶店で一服したりすることも多い。

家には5~6時頃には戻る。
仕事があるときはだいたい8時頃に家に帰るが、
何もないときは6時前には家に帰る。
家に帰ったらすぐにビールを飲む。これがまたうまい。
1日重労働?をした後のビールは、昼に飲むビールとまた違い、
その日の疲れを洗い流してくれるような心地よさがあるのだ。
通常は缶ビール350mlを1本と日本酒2合、焼酎のお湯割り1杯くらいだが、
家に早く帰った日は、これが倍くらいの量になる。
まあ、休みの時くらは許されるだろう。
休みの時だけ?とチャチャが入りそうな気もしなくもないが、まあよい。

ほろ酔い気分になると、無口な私も多少はしゃべるようになる。
先日は久しぶりに娘に数学を教えてあげた。
二直線が垂直に交わるときの「mの値」を求めよという問題。
高校時代は数学はメチャクチャ得意だった。
でもあれから30年以上が経っているが、結構覚えているものだ。

平凡だけれども、こんなほのぼのとした時間が持てるというはいいものだ。
やっぱり酒を飲むと、気分もウキウキしてきていいもんだ。
でも早く飲み始めたときは、眠気も早く来るので8時頃にはもう寝る。
お酒を飲み、満腹になり、
さあ寝よう、と思って布団に入ったこの時、これも至福の瞬間なのだ。
もっともこの心地よさは1分も持たない、すぐに深い眠りに入ってしまうのだが。

こうして私の楽しみにしていた休みの日が終わった。
私にとっては1日が完全に休みであること、映画が見られること、
昼からビールが飲めること、喫茶店で思索にふけられること、
一人でボーッと過ごせること、本屋巡りができること、
これらすべてが幸せを感じる時なのだ。
日々ストレスを抱えながら仕事をしていると
こんな時間って絶対に必要だなと、最近はしみじみと思う。
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プロフィール

黒丸尊治

Author:黒丸尊治
もともと心療内科医でしたが、縁あって今は緩和ケア医として仕事をしています。もともと、コミュニケーションや「心の治癒力」に大変興味をもっており、今はホリスティック医学にもかかわっています。どちらかというと、のんびり屋でマイペースです。あまり人と同じことをしたくないという、天の邪鬼なところあり。
ホリスティックコミュニケーション実践セミナーHPはこちら。
http://holicommu.web.fc2.com

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