身近で起きたちょっとした出来事

2012年08月31日08:21

今回は最近起こったちょっとした出来事を二つ書きます。

先ずは時計の話しから。
韓国に行く直前に止まってしまった、あの時計のその後の話しです。
日本に戻ってから、京都の高島屋にある時計売り場に行き、
「時計が止まってしまったんですが、多分、電池切れだと思うんですが‥」
と言って、時計を持っていくと、
「それだったら、あそこの『時計修理』の所でやってくれます」
と教えてくれたので、そこに行って電池の交換をしてもらうことにしました。

約束の40分後に時計を取りに行くと、
「すみません、電池は切れていたので取り替えたんですが、動きません。
これ以上のことはここではできませんので、あとはメーカー持って行って下さい」
と言われてしまいました。

電池を替えてもらい、
なおかつ、ベルトの部品が取れかけているのまで直してくれたのですが、
「時計が動かなかったのでお代は結構です」と言われ、
無料で対応してもらえたものの、結局時計は動かず、
仕方なくそのまま持ち帰ることになりました。

この時計は、今から14年前に、
前に勤務していた病院から功労賞としてもらったカルティエの時計でした。
7、8年前にも一度止まってしまったことがあり、
修理をしようと思い、カルティエの専門店に持っていくと、
「分解掃除をすることになるので、5万円くらいかかりますが‥」と言われ、
ばからしくなり、修理をやめた過去がありました。

その時も、振っても針をあれこれ回しても、全く動きませんでしたが、
どうにかして、止まった時計が動かないだろうかと考えているときに、
ふと、よいアイデアが思い浮かんだのです。

私はマジックが好きで、
ある時計のマジックがあるのを思い出しました。
それは、お客さんから時計を借り、時計のねじの部分をテープで留め、
手で針を動かせない状態にしたうえで、
マジシャンはその時計を受け取るのですが、
その時計の文字盤に手をかざすと、
なんと時計の針がグルグル回り始めるというマジックです。

私はこのマジックを、自分の壊れた時計にやってみることにしました。
それが刺激になり、もしかしたら動くかもしれないと思ったからです。
結果は衝撃的てした。
それまで全く動かなかった時計が、再び動き始めたのです!

その時のこと思い出し、今回もそのマジックを試してみることにしました。
時計の文字盤に手をかざし、エーィッと念を送ると??
針がグルグル勝手に動き出しました(マジックなので当然なのですが‥)。
手をかざすのをやめ、その後、針がどうなるのかと見てると、
なんと、再び動き始めたではないですか!!
私は思わず「やった」と声を出し、ガッツポーズを取ってしまいました!
それにしても、二度までも止まってしまったこの時計を、
見事に復活させてくれたこのマジックに感謝感謝です!
もっとも、二度も止まるカルティエの時計もどうかと思いますが‥

みなさんも、もし動かなくなった時計が身近にあったら、
是非私のところに持ってきて下さい!
再び動かして差し上げてみます‥なんて言いたい気分です。
でも、こんなブログを書きながら、
なんか昔はやった超能力者ユリ・ゲラーのことを思い出してしまいました。


さて、話題はガラッと変わり、二つ目のお話しです。
それは、先日、私が参加したあるワークショップでの出来事でした。
大学の中にある教室のひとつを会場として開催されたワークショップでしたが、
参加者はざっと30人くらいだったと思います。
その中の一人として私も参加していました。

みんなが椅子に座り、学校で授業を受けるように並んでいたのですが、
簡単なワークをするに当たり、講師の先生が
「隣同士で結構ですので、二人組を作って下さい」と言いました。
そこで私は、左隣にいた若くてきれいな女性を無意識のうちに避け、
右隣にいた50代くらいだろうと思われた女性の方を向き、
「よろしいですか?」と声をかけると、
「はい、いいですよ」という返事をもらえたので、あっさりとペアができました。

あとは、会場内のみんながペアを作り終わるのを
ただ待つだけだったはずなのですが、
ここで、とんでもないことが起こってしまったのです!

ペアを作り終えた私は、そのまま椅子に座り、何となく前を向いていました。
すると、左横にいた20代のきれいな女性が、
「あの、よろしいですか」と私に声をかけてきたのです。
私は反射的に、「はい、いいですよ」と言ってしまったのです!

その瞬間は「この子とペアを組めるなんてラッキー!」と思ったのですが、
次の瞬間、「やばい!」という思いがこみ上げてきました。
私は、二股を掛けてしまったのです!
心の中では「どうしよう」と焦りつつも、
最初にペアを組んだ女性が、他の人とペアを組み直してくれないかなあと、
身勝手なことを願いつつ、
この居たたまれない雰囲気の中で、とにかくじっと耐えていました。

すると先ほどの右側にいた女性が、
至極当然な、でも唖然とした思いが強く感じられる声で、
「私はどうなるんですか‥?」と問いかけてきました。
私は、彼女の方に顔を向けることなく、
「向こうから順番にペアを組んでいるので、だから、その‥」などという、
全く意味不明なことを必死になって言っていましたが、
とにかく一時も早く、この後ろめたい雰囲気から
逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

その後、その女性もめでたく前席の女性とペアを組むことができ、
事なきを得たのですが、
ワークショップのあいだ中、隣の女性の顔を見ることができませんでした。
時々、ふと、軽蔑の眼差しが突き刺さってくるような感覚を覚えながらも、
それを振り払うように、グループワークに必死に取り組んでいました。
こんな居心地の悪い空間にいたのは久しぶりでした。

でも自分の、ちょっと恥ずかしい行動を棚に上げて言うのもなんですが、
無意識の力ってすごいなあと、あらためて感じました。
最初に若いきれいな女性の方に声をかけなかったのは、
嫌らしい男だと思われるのではないかという
理性による判断が瞬時に浮かんできたからです。
ですから中年の女性の方に反射的に声をかけたのですが、
思いもよらず、きれいな女性の方から声をかけられると、
今度は本能が反応してしまい、直前に交わしたペアを組む約束など
瞬時に忘却の彼方に消え去ってしまったのです。
(これって一般的な反応ですよね‥ね‥ね‥)

いかに、本能や感情というものは、その人の行動をも瞬時に変えてしまうほどの
大きなエネルギーを持っているのかということを
今回は身をもって体験することができました。
いや~すごいもんですね‥ハイ。

まあ、長い人生、いろんなことがありますが、
今回は正直言って、本当に恥ずかしかったです。
それから、最後にひと言だけ言わせてもらいます。
隣にいた女性の方、本当にすみませんでした。
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プロフィール

黒丸尊治

Author:黒丸尊治
もともと心療内科医でしたが、縁あって今は緩和ケア医として仕事をしています。もともと、コミュニケーションや「心の治癒力」に大変興味をもっており、今はホリスティック医学にもかかわっています。どちらかというと、のんびり屋でマイペースです。あまり人と同じことをしたくないという、天の邪鬼なところあり。
ホリスティックコミュニケーション実践セミナーHPはこちら。
http://holicommu.web.fc2.com

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