道東の旅(その3)

2018年06月04日12:54

(続き)
最終日の4日目は、
いつものように朝のウォーキングから始まり、
いけないと思いながらも
つい食べてしまうバイキングの朝食をすませ、
まずはワッカ原生花園へと向かいました。

ここも当初の予定にはなかったのですが、
時間の関係もあり、予定を変更して急きょ行くことにしました。

ワッカ原生花園は
サロマ湖を形成した砂州に広がる
全長10kmもある広大な原生花園であり、
300種類以上の草花が咲く、
海浜植物の一大群生地なのです。

せっかくだからと思い、
レンタサイクルを借り
何十年ぶりかで自転車に乗りましたが、
サドルがちょっと高かったせいか、
足を上げてもまたげず、乗るのにちょっと苦労しました。
でもサドルを調整してもらったら、
足も届くようになり、よかったです。

30分程で、西端まで辿り着くことができました。
この砂州は、左右をサロマ湖とオホーツク海に
挟まれているのですが、
なぜか、井戸水が涌く場所があり、
その水を飲むこともできます。

たまたま、職員の人が見回りに来ており、
その人が「こちらの水は衛生上、塩素を入れていますが、
そちらは本当のわき水なのでおいしいですよ」と
教えてくれました。

実際、ガイドブックに載っているのは、
塩素入りのお水の方で、
これを「井戸水」として紹介されており、
もちろん飲むこともできます。

そこから10mほど離れたところにある、
本当の井戸水の方には、
「この水は飲めません」という張り紙がしてありましたが、
職員の人たちは、こちらの方が天然だからおいしいよと言って、
飲んでいました。
実際、味がまるで違い、
天然水のおいしさを存分に味わわせてもらいました。

そこから再び逆方向に自転車を走らせ、
広大なオホーツク海を左手に見ながら、
砂丘の道を走り続けました。

しかし、ふと気づいたのですが、
300種類以上の草花が見られると書いてあるのですが、
どれも6月中旬以降に咲くものばかりであり、
今の季節ではほとんど花が咲いていないのです。

見られる花と言えばタンポポだけでした。
タンポポを見にここまで来たんではないんだけどなあと思いつつも、
季節が季節なだけに、仕方ないですね。
まあ、久々にサイクリングができたからよしとしました。

その後は、サロマ湖展望台に行きました。
舗装がされていない山道をガタガタ言わせながら登り、
標高376mの幌岩山山頂にある展望台に到着、
ここからはサロマ湖の全貌が見ることができます。

先程行ってきた細長い砂州の向こうに広がる
オホーツク海もバッチリ見え、
それらの大自然を一望できるというのは
格別なものがありました。

さて、次なる目的地は
かみゆうべつチューリップ公園です。
ここは、だだっ広い敷地に色とりどりのチューリップが
ところ狭しときれいに並んでいました。

とにかく何を見ても、
北海道は規模が大きいですよね。
360度、何万という数のチューリップに囲まれた光景は
これまた何とも言えない雄大さを感じました。
ここは見られる時期が限られており、
今年の見頃は5月12日~31日までだったので、
私たちが行ったときが一番よい時期だったということでバッチリでした。

そのあと、すぐ近くにある「太陽の丘えんがる公園」にも
足を伸ばしました。
ここは1000万本のコスモスが、
あたり一面に咲き誇ることで有名なところでしたが、
お客さんは、私たちを含め4人だけでした。

それもそのはず、秋に咲くコスモスは
この時期には一本も咲いておらず、
ただ茶色の山肌が見えているだけでした。
その時期になると、観光客でごった返すのでしょうが、
その日は、1000台は停められそうな広大な駐車場に停まっていた車は、
私たちのを含め3台だけでした。
こちらはクシュンといった感じでした。

さあ、昼を過ぎたのでそろそろ空港へと戻ることにしました。
今回は女満別空港から帰る予定でしたので、
そこまで約1時間半、車を走らせました。
カーナビの案内通りに車を走らせていたのですが、
途中、崖崩れの影響で、一部の道路が通行止めになっていました。

やばいと思いながらも再度カーナビをセットすると、
今度は違う道を教えてくれたので、
14時には無事空港まで着くことができました。

今回の3日間の走行距離は約700km、
すごい距離を走ったものだとわれながら感心してしまいました。
車での旅は、日中にビールが飲めないので寂しいのですが、
自由に自分らの行きたいところにいけるという意味では
悪くはないなと思いました。

空港でチェックインを済ませ、出発の16時30分まで
2時間以上時間があったので、
空港レストランで思う存分、
ビールやワイン、日本酒を飲みながら
昼食を満喫させて頂きました。

あとは女満別空港から中部国際空港(名古屋)まで飛び、
名鉄と新幹線等を乗り継ぎ、21時前には無事自宅に到着しました。

今回はとても充実感のある旅行でした。
道東は今回で3回目でしたので、
来年は違うところに行きます。
また一年後が、今から楽しみです。
お付きあい、ありがとうございました。


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道東の旅(その2)

2018年06月01日15:47

(前回の続き)
3日目はいつものように
朝のウォーキングからスタートです。
阿寒湖周辺を軽く散歩し、
前日同様、バイキングの朝食をがっつり食べ、
8時には阿寒湖遊覧船に乗り、マリモを見て来ました。

355人乗りなのに、お客さんは私たち二人だけ!
なんか、すごく居心地が悪いなあと思っていたところ、
出発から5分後に、もうひとつの乗り場に船が到着、
ここで団体さんが50人程度乗ってきてくれたので、
やっと落ち着きました、よかった。

9時半には遊覧船から降り、
ブラブラと面白そうなお店に立ち寄りながら
買いものをしました。

そこで買ったのが、
ハート型のマリモと、ウンコの形をした磁石でした。
お土産としてはいいんじゃね。

11時からのアイヌコタン(集落)の劇場で上演される
アイヌ民族舞踏を鑑賞しました。
すごく見たかったというわけではないのですが、
ちょっと観光らしさを味わってみたいと思い、
立ち寄ることにしました。

30分程の上演でしたが、
観客は私たちを含め10名、
舞台で歌や踊りを披露してくれたアイヌの方々は6名と
とてもこぢんまりとしたものでした。

でも、アイヌ民族の歌や踊り、音楽に触れ、
なんかほのぼのとした心温まる時間でした。
因みに隣にいた妻は、眠気と必死に戦っていました。

11時半には阿寒湖を後にし、
もう一度摩周湖に行きたいという思いを捨てきれず、
今度は第三展望台に行きました。

この日も霧は発生しておらず、
摩周湖がきれいに見えました。
よいことなのか悪いことなのかわかりませんが、
でも景観は最高でした!

崖のように切り立った斜面が何とも雄々しく、
人気の第一展望台とはひと味違った
摩周湖を楽しませてもらいました。

そこから再び車を走らせ、
次なる目的地である美幌(びほろ)峠へと向かいました。
美幌峠は標高525mであり、ここの展望台からは
日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の全景を見ることができます。

眼前に広がる壮大な風景を眺めなら、
北海道に来たんだなあという実感を
改めて噛みしめていました。

この段階ですでに午後1時をまわっていたので、
美幌峠のレストランで昼食を取ることにしました。
大きなパネルに、おいしそうなメニューの写真が並んでおり、
私はかき揚げソバを、妻はいくら丼を食べることに決めました。

すぐ隣に自販機で食券を買おうと、
かき揚げソバのボタンを見つけると、
なんと1,100円とあるではないですか!
恐る恐るいくら丼を見ると、こちらは2,300円!

こんなに高い昼食を食べたのは初めてです!
と言うとウソになりますが、
でも単品での値段としては
ベスト3くらいに入るのではないでしょうか。

さすがの妻も、値段の高さを見て、
違うのにしようかなと言っていましたが、
ここは太っ腹なところを見せないといけないと思い、
せっかくだからたべればいい、
と言って初志貫徹してもらいました。
観光地だから仕方ないですよね。

ビールが飲めなかったのが少々心残りでしたが、
ここで十分エネルギーを充電したところで、
次なる目的地である「ひがしもこと芝桜公園」へ。

ここは斜面一面にピンク色の芝桜が
絨毯のように敷き詰められており、
その広大さに圧倒されました。
遊覧車にのり山の頂上までのぼり、
そこから階段を歩いて出発地点まで
戻ってくるまで約1時間、
十分に芝桜を楽しませてもらいました。

そして本日最後の観光地である
メルヘンの丘に向かいました。
黒澤明監督の映画「夢」のロケ地にもなったところで、
とても有名なところであるにもかかわらず、
カーナビでは出てこないではないですか。

仕方なく、すぐ近くであろう
道の駅メルヘンの丘へカーナビをセットし無事到着。
その500m先が、メルヘンの丘であることを確認し、
再度車を走らせました。

たった500m先ですから、すぐにわかるかと思ったのですが、
それらしきところがないなあと思いきや、
ふと、横を見るとメルヘンの丘がありました!

でも、小綺麗に整ったちょっとした丘という感じで、
今まで走っている車から見えていた、
だだっ広い牧草地や広大な草原の風景に比べると、
なんか肩すかしを食らわせられた気がしました。
カーナビでも出てこないはずだな、などと思いながら、
ここは1分の滞在時間のみで、すぐに車に乗り込みました。

これで3日目の予定はすべて終了です。
あとは本日の宿泊地である
サロマ湖湖畔にあるホテルに直行しました。
予定ぴったりの5時半にホテルに到着、
ゆっくりと温泉につかり、疲れを癒し、
6時半から本日のメイン?である夕食の時間となりました。

ここの食事は先日のとは異なり、
抜群においしかったです!
私の大好きな魚介類がふんだんに使われた料理が
たくさん出てきたので、それだけで満足でした。

特に感動したのが二品目の料理。
通常はきれいに整った舟盛り当たりが出てくるのでしょうが、
ここは違いました。

氷を敷き詰めた大きなお皿の上に、
殻のついたままの生牡蠣が四つと帆立が二つ、
さらにホッキ貝もありました。
極めつけは私の大好物のウニですが、
なんと、木箱一杯に敷き詰められたウニが
そのまま出てきたではないですか!

今までウニというと、どこへ行っても
申し訳程度の量しか出てこず、
それをチマチマ食べながら楽しむというのが常でしたが、
いや~こんな木箱のままのウニを食べるなんて、
生まれて初めての経験でした。

これだけで、今回の道東の旅の目的は
達し得たと言っても過言ではないくらい、
このウニには感動しました!

普段は、ウニは嫌いだから食べないと言っていた妻も、
このウニは新鮮でおいしい!これなら食べられる!と言って、
パクパク食べるではないですか!
まあ、二人前として出されたものなのでいいんですけど‥

ウニと言えば日本酒なので、
いつもは3杯は確実に飲むビールをこの日は1杯で切り上げ、
すぐさま冷酒を注文、その後さらに熱燗も注文、
その後に出てきた料理にはワインが合いそうだったので、
ワインも飲んでしまいました。

妻もよほどおいしかったのか、
今日は殊の外上機嫌で、あれこれ話をしていました。
この2時間だけで、1年分の夫婦の会話をしたような気がします。
それくらい、今回の料理はおいしかったです!

そんなこんなで、3日目も無事終了!
あとは最終日を残すのみとなりました。
(続く)


道東の旅

2018年05月25日18:53

今週の5月21日から24日まで
北海道の道東を旅行してきました。
年1回、3日半だけ完全休暇をもらい、
妻と二人だけで旅をすることを
この8年間続けています。

道東と言っても広いので一気には回れず、
そのため今回が三回目です。

さて、今年も釧路空港に降り立ち、
女満別空港から飛び立つというルートは同じで、
あとは今までいっていないところを中心に
レンタカーを使って回ってきました。

1日目の午前中は病棟で仕事をし、
午後には携帯の電源をオフにしいざ出発です。
携帯もつながらない完全休暇の始まりです。
これだけでウキウキします。

新幹線で東京まで移動し、
羽田から釧路空港に到着したのが18時頃でした。
そこからバスに乗って
ホテルに着いたのが19時前頃でした。
今回は「くし炉あぶり家」という
炭火焼きのお店に行きました。

夜の釧路の町は、ほとんど人通りもなく
さぞかし人もいないだろうと思いきや、
このお店は比較的大きいにもかかわらず
ほぼ満席の状態でした。

カウンターの席に通されたのですが、
ここには何と肘掛け椅子が置いてあるではないですか!
肘掛け椅子に座りながら
カウンターで飲むなんて初めてでした。
一般的な居酒屋さんなのにちょっと高級感がありました。

料理も、ホタテの刺身と帆立貝焼、黒はも、
あぶり野菜盛や串焼き、刺身の盛り合わせ等々、
どれもおいしく、さすがに「干し方三年、焼き八年」と
謳っているだけのことはあると思える料理ばかりでした。

また珍しいお酒もいくつかありました。
ビールを三杯飲んだあとは、熱燗を飲みたいと思い、
メニューを見ていると鮭ヒレ酒や蟹あぶり酒があったので、
これを注文して飲みました。
ふぐのひれ酒は有名ですが、鮭や蟹は初めてでしたが、
これはこれで、それなりの味わいがあってよかったです。

さらに珍しかったのが、ソバ焼酎のおでん汁割!
結果はと言うと‥何とも微妙な味でした。
きっと好みが別れるでしょうね。

十分に満足したところでお愛想、
二人で1万円ちょっとでした。
手ごろな値段で十分においしかったので大満足でした。

そのままホテルに歩いて戻り、
明日からの本格的な旅に備えて早めに寝ました。

2日目の朝食はホテルのバイキングでした。
普段は朝食を食べない私ですが、
旅行の時は当たり前のように朝食を食べます。
でもバイキングは嫌いなんです。
なぜならば、食べたいものがたくさんあるので、
つい食べ過ぎてしまうからです。
そうすると確実に太ってしまいます。
でも、まあ、いいか、1~2kgくらい太っても。

2日目は先ず列車で根室まで行きました。
各駅列車しかないので仕方ないですが、
2時間半もかかるんです。
米原~東京間を新幹線に乗っているよりも
時間がかかりました。

おまけに風景はほとんど同じで、
葉のない枯れたような木が延々と続く風景ばかりです。
時々停まる駅のほとんどは、当然のごとく無人駅で、
駅舎も味も素っ気もない大きな箱といった感じのものばかりでした。
一ヶ所だけ、電車の車両を形取った駅舎がありましたが、
もしかして使われなくなった車両を改造しただけ?と
思ってしまうような貧弱な作りでした。

まあ、これが北海道なんだな、と思いつつも
あまりにも単調な風景に飽きてしまい、
到着までの1時間程は、ナンプレをやって時間を潰していました。

根室に着き、すぐさまレンタカーを借り、
そのまま納沙布(のさっぷ)岬までGO!
道路はとても走りやすく、車もほとんど通っていないので、
自然と120km/hrくらい出てしまうんです。
高速道路よりもスピードが出てしまうというのは
ちょっと驚きです。

予想通り、納沙布岬はただの岬でした。
日本最東端の岬として有名ですがそれだけです。
天気がいいと北方領土のいくつかの島が見えるのですが、
この日はうっすらと見える程度でした。

その後、ガイドブックに載っていた、
春国岱(しゅんくにたい)・風蓮湖や
野付半島のトドワラとやらを見て来ましたが、
どこも薄暗い色の風景が続くばかりで、
ちょっとため息が出てしまいました。

特にトドワラは、地盤沈下によって
トドマツが海水に浸り、枯れているというところなので、
当然、枯れた木しかありません。
なんのために車で1時間半もかけて、
枯れた木を見に来たのだろうかと、
ふと侘びしさを感じる瞬間もありましたが、
これも旅行の記念だと気を取り直しました。

その後に行ったミルクロードや開陽台は
ちょっぴり観光気分が楽しめました。
ミルクロードは延々続くアップダウンのある直線道路で
ここは気分よく走れました。

またその近くにある開陽台も
周囲を全て見渡せるような高台で、
大自然の雄大な姿を感じることができる場所でした。

この段階で16時頃でした。
このまま本日の宿泊地である阿寒温泉に
直行してもよかったのですが、
少し時間に余裕があったので、
摩周湖に立ち寄ることにしました。

摩周湖は1回目の道東の旅でも行きましたが、
もう一度行きたいと思うほどきれいだったので、
今回も行くことにしました。

ご存じのように摩周湖は霧で覆われて
見えないことがしばしばですが、
前回も今回も霧はなく、
摩周湖の全貌がスッキリと見えました。

霧が晴れている摩周湖を見たカップルは
別れるという噂がありますが、
私たちはまだ大丈夫です。

摩周湖も見ることができたので、
あとは一路、阿寒温泉へ向かい、
予定の17時半ちょっきりに到着。

ちょっくら温泉につかり、
18時半からは、待ちに待った夕食の時間です。
旅行に行ったときは、昼間も必ずビールを飲むのですが、
今回は車を運転していることもあり、
昼間にお酒が飲めずとても寂しい思いをしていたので、
夕食の時間が本当に楽しみでした。

今日は、ずっと運転のしっぱなしだったので、
すごく疲れましたが、
夜のビールがあれば疲れなんて何のその。

料理も十分に堪能させていただきました、
と言いたいところでしたが、
今回は、そうは問屋がおろしませんでした。
先日の釧路の居酒屋さんの料理の方が
ずっとおいしかった気がします。

メインの黒牛のステーキも
なんか冷たかったし‥
出すのを忘れていたのを慌てて持ってきた?
何て思ってしまうほどで、
味も今ひとつだったので
申し訳なかったのですが残してしまいました。

まあ、料理には当たり外れがありますので、
仕方ありませんよね。
でも、おいしいビール、おいしい日本酒、
おいしいワインが飲めたのでよしとします。
ご馳走様でした!

ということで、あとは部屋に戻りバタンキュ―でした。
こうして2日目は終わりました。
(続く)


釧路、知床の旅(後半)

2017年07月31日18:55

羅臼(らうす)でのメインは
午前中がトレッキング、午後はクジラウォッチングです。
とても楽しみにしていたのですが、どちらも期待はずれで少々がっかりしました。

トレッキングはてっきり羅臼湖まで行くと思いきや、
そうではなく高山植物の説明などを聞きながら、
森の中を1時間ほど歩き、熊越の滝まで行くというものでした。  
植物や昆虫、鳥などに関心のある人ならば、
とても興味深く楽しめたのでしょうが、
私のように全くの門外漢にとっては、
説明を聞いてもあまりピンと来ませんでした。

知っている人が知らない人に興味をそそるように説明をするというのは
結構難しいものだということを改めて認識した次第でした。
私も気を付けないといけませんね。

ビジターセンターで一休み、その後のスケジュールは流動的とのことでしたが、
結局、車で行けるところまで知床半島を先端に向かって走りました。
途中、運がよければヒグマが見られるとのことでしたが、
その期待も空しく、結局1時間半ドライブをして
帰ってきたといった感じでした。
なんか肩すかしを食らった気がしました。

さらに衝撃的だったのが昼食です。
私は道の駅にある食堂でウニ丼を食べようと決めていたのですが、
ガイドさんがおすすめのお店があると言って教えてくれたので、
そこに行くことにしました。

当然そこでもウニ丼を注文しようとメニューを開くと
な、な、なんと、「今年はウニは終了しました」と書いてあるではないですか!
これにはかなりショックを受けました。
ウニ丼を食べることだけを楽しみにしていたのに、
結局、海鮮丼を食べることにしました。

あとでガイドさんにそのことを聞いてみると、
羅臼は6月末でウニ漁が終わるとのことでした。
でも、でもその日は6月28日でしたから
食べられるはずなのに‥
実際、後ほど道の駅の食堂を覗いてみると、
ちゃんとウニ丼があるではないですか!
もう、わけがわかりません!

それに追い打ちをかけたのが
午後のクジラウォッチングクルーズでした。
約2時間半、船に乗ってひたすらシャチやクジラを探していましたが、
結局、見られたのはイルカだけでした。
メインのクジラもシャチも見られずじまい、あ~疲れた。
これで1万8千円はちょっと高くないですか。

16時にツアーは終了、そのまま本日の宿泊地であるウトロに向かいました。
途中、知床峠を越えるのですが、その日はとても天候がよく、
眼前にそびえ立った羅臼岳の勇姿もはっきりと見ることができ、
また、根室海峡越しに浮かぶ国後半島も          
はっきりと見ることが出来ました。
それだけでも、ちょっと救われた気がしました。

17時前にはウトロ温泉のホテルに到着、
まずは温泉につかり、今日一日の疲れを癒しました。
18時15分からレストランに場所を移し、そこで夕食を食べました。

ちょっぴり高級なホテルに泊まったので、
出てきた食事は羅臼のものとは異なり、豪華なものでした。
もちろんビールや日本酒も飲みながら、
くつろぎの時間を過ごさせて頂きました。

このホテルには夕日の絶景ポイントがあり、
せっかく来たのだから是非見ておきたいと思ったのですが、
日没が7時07分となっており、食事の真っ最中。
どうしようかと迷っていたのですが、
レストランに行ってみると、なんと食事をしながら
夕日が見える席でした!

お店の人に言わせると、この2週間は曇っていて夕日が見えなかったそうで、
今日は久しぶりにきれいな夕日が見えそうなので
お客さんはラッキーですねと言われました。
ん~ちょっと満足!

あとは、本日最大の目玉であるスターウォッチングを残すのみ。
一番心配していた天候も、多少の雲はあるものの十分にOK!
よ~し、行くぞ~と思っていた矢先にツアー会社から電話が‥
「このあと雲が広がる可能性が高いので今日のツアーは中止です」だ・と・さ。
雲もあまりないし、動きも早いし、星も少し見えているし、
大丈夫だと思っていたのに!あ~ショック!

仕方なく、その後もビールや酒をガンガンのんで、
8時半頃にはもう寝てしまいました。
ところが、ふと目を覚ますと夜中の1時半。
窓から外を見ると、な、な、なんと、星空がよく見えるではないですか!

ホテルの窓からだと、多少灯りがありやや見えにくかったので、
すぐさまホテルの外に出て、できるだけ光がないところまで行き、
そこで夜空を見上げました。
いや~雲一つなく、満天の星空であり、天の川もはっきりと見えました。
ホテルのすぐ近くですので、ある程度の灯りは避けられませんが、
月明かりもなかったこともあり、一年ぶりに天の川が見られて感動でした。

今回は見られないとあきらめていただけに喜びもひとしおです。
部屋に戻りベッドに入ったら、
ちょうど窓から天の川がうっすら見えるではないですか。
寝ながら天の川を眺めるなんて、かなり贅沢だなあと一人喜んでいました。

そのまま眠りにつき、ふと目を覚ますとまだ2時半でした。
再び窓の外をみたら、もう天の川は見えませんでした。
なぜならば、空がすでにあかるくなりつつあったからです。
知床の夜明けは早いなあ~

次に目を覚ましたのが5時でしたので、そのまま起床。
ウトロの港、ゴジラ岩などを見ながら40分のウォーキングを楽しみました。
駅の道のトイレには去年と同様の張り紙がしてありました。
「ここはトイレです。寝ないで下さい。髪や体を洗わないで下さい。
洗濯をしないで下さい。魚を洗わないで下さい」
何度見ても笑えます。

朝はたっぷり時間があったのでバイキングの朝食を食べ
ホテルの売店でお土産をたくさん買い込みました。
二人の息子のお土産にパンツを2枚買いました。
1枚3600円もするパンツです、ぼったくられた気がしました。

朝ゆっくりしていたのですが、ついでだから知床五湖に行こうと
時間を調べてみると9時からガイド付きの小ループのコースがあったので
これに参加することにしました。

ホテルから車で飛ばしてギリギリセーフ。
1時間半の間、ガイドの方と一緒に、自然の中を歩きながら、
木々や草花、鳥、魚等々について、いろいろと教えてくれました。
鳴いているウグイスの声を聞きながら、
「ウグイスって一夫多妻制なんですって、いいですね」と言って今いました。
幸か不幸かヒグマを見ることはできませんでしたが、
晴れ渡った青空の下、知床五湖や知床連山を眺めていると
何とも言えない自然との一体感を感じますね。

10時半には再び車に乗り、一路、知床斜里まで走りました。
知床半島を、オホーツク海を見下ろしながら走るというのも
何とも清々しくて気持ちのいいものです。

そこでレンタカーを返し、今度はバスで女満別空港へ。
揺られること約1時間半、無事空港に到着しました。
すでに2時過ぎになっていましたが、飛行機は15時40分でしたので
時間には十分余裕がありました。
そこで少々遅めの昼食を取りました。

ジンギスカンとオニオンサラダ(地元の名産品だそうです)、唐揚げをつまみに
地ビールやサッポロビール、それにいつもの熱燗を飲んでいました。
昼だというのにすっかり酔ってしまいました。あ~いい気分。

帰りの飛行機はエンジンから煙が出ることなく空港を飛び立ち、
16時前に無事、名古屋の中部国際空港に到着しました。
あとは名鉄に乗り、新幹線を乗り継ぎながら19時前には無事自宅へ到着。

楽しみにしていた3泊4日の釧路~知床の旅もアッと言う間に終わってしまい、
明日らか仕事かと思うと急に現実に引き戻された気がしました。
ついさっきまで、あの大自然の中にいたのに、
名古屋に着いたあたりから急に人も車もせわしくなり、
それに伴い気持ちもど~んと沈んでいくのがよくわかりました。

また来年まで、現実の中で頑張ります。
今年の道東旅行の報告でした。



釧路、知床の旅(前半)

2017年07月24日06:53

6月末の平日の3日間を利用して釧路~知床の旅に行ってきました。
年に1回、このときだけ携帯電話とパソコンをオフに出来るんです。

すべてを忘れ、仕事のことは何も考えず、自然を満喫しつつ、
お酒を飲みながらおいしい料理を食べて過ごします。
まさに至福のときなのです。
今回は、そんな至福のときのレポートです。

月曜日の午前中は通常通り仕事をこなし、
すべての申し送りをし、代診をお願いし、
12時ジャストに携帯の電源をオフしにいざ出発です。

今回は関空からではなく、東京まで新幹線で出て、
羽田空港から釧路に行くというルートを選択しました。
その方がゆっくり行けて、なおかつ早く着くんです。

何事もなく予定通りに羽田空港に到着、
時間に余裕があったので飛行機の中で読む本を買い、いざ搭乗です。
飛行機が動き始めると、いやが上にも期待感が高まります。
ですから、飛行機のエンジンからもくもくと出ていた煙など
こんなこともあるんだろうなと全く気になりませんでした。

ところがどうもそれは異常だったようで、
滑走路に入る手前で、機長からのアナウンスがあり、
エンジントラブルが発生したので、待機場に引き返しますとのことでした。
まあ、このまま飛んでいたら墜落していたかもしれないので、
よかったと言えばよかったのですけどね。

結局、飛行機を乗り換え、1時間半遅れの出発で、
釧路のホテルに到着したのはすでに21時前でした。
本当はフィッシャーマンズワーフの屋台で        
酒でも飲もうかと思っていたのですが、その時間もなく  
結局ホテルのレストランで食事を取ることにしました。

ラストオーダーの10分前に入ったこともあり、
店員さんはすでに閉店気分で片付けをしていたのですが、
まさかの客に愛想笑いを浮かべるしかなく、
なんとも気の毒でしたが、まあそこは遠慮なく、
閉店の22時まで夕食を楽しみました。

翌日は今回のメインの一つである釧路湿原めぐりをしました。
東京ドーム6000個分というとてつもない大きさの釧路湿原であり、
観光スポットとしては西ルートと東ルートがあります。
今回は両方とも行こうという贅沢な計画を立てたので、
朝8時にタクシーで西ルートの拠点である
釧路市湿原展望台散策路に行きました。   
ここから木道を歩くこと約1時間、その途中にサテライト展望台があり、
ここから見える釧路湿原は何とも壮大でした。

ただ私としては、涼しい風に当たりながら、
森の中をひたすら木道を歩いているときの方が清々しく、
大自然の中にいるなという実感を持つことができてよかった気がします。
途中、ちょっと横道にそれると
「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれている
「釧路湿原自然探勝のみち」というのがあったのでちょっと行ってみましたが
たんに何キロも続く直線のみちで、今ひとつでした。

西ルートを満喫したあとはタクシーで再び釧路駅に戻り、
今度は東ルートの目玉であるノロッコ号という観光列車に乗り
釧路湿原駅まで行きました。
このノロッコ号というのは、旅行ガイドには必ず載っていますが、
これはちょっと期待はずれでした。

あたかも列車に乗りながら
雄大な釧路湿原を眺められるというイメージなのですが、
実際には木々の間を走るだけで釧路湿原など全く見えませんでした。
これは明らかに詐欺ですよね。

列車の中ではおじさんが釧路湿原や釧路の町の解説をしてくれるのですが、
肝心の釧路湿原が見えないのでは何のための列車なのかかわりません。
見どころの釧路川や水門のところではノロノロ走ることから、
「ノロッコ」号と命名されたそうですが、そんなことはどうでもよく
釧路湿原を見せてくれ!といった気分になります。

もっともそれを知っている?観光客は釧路湿原駅で下車し、
そこから展望台まで登り、そこで壮大な釧路湿原を眺め、
自然の雄大さを楽しみます。
確かに、ここからの眺めは最高で、
西ルートにあったサテライト展望台から見る眺めよりも壮大でした。

さて、釧路湿原の雄大な景色を楽しんだあとは
再びノロッコ号に乗り、釧路駅まで戻りました。
列車の中のおじさんの解説も行きも帰りも全く同じで、
このへんももう少し工夫が欲しいところですね。

ホテルに預けてあった荷物を取りに行き、
釧路湿原駅から終点の塘路(とうろ)駅までの間では
もしかしたら釧路湿原が見えるかもしれないという淡い期待を胸に
再びノロッコ号に乗り、終点の塘路駅まで行きました。
しかし期待は見事に裏切られ、
やはり釧路湿原は全く見えませんでした。

ノロッコ号に乗って終点の塘路駅まで行く、
多くの観光客(その多くは団体客)は残念ながら、
釧路湿原も全く見ることなく帰ることになります。
お気の毒様です(合掌)。

一応ノロッコ号も制覇し、
次は知床半島に向かうための中継点である知床斜里駅まで列車で向かいます。
次の列車が来るまでの約30分は塘路駅でプラプラしているしかありませんが、
ここは無人駅であり(ちなみに釧路湿原駅も無人駅です)、
小さなお店がある以外は何もありません。

まあ、旅行中は時間の流れもゆっくりなので、
ボーッとしているのもいいかなと思い、
周囲の景色を眺めながらそこはかとなく時間を過ごしていました。

列車が到着し乗ろうとしたのですが、車内に一歩足を踏み入れてびっくり!
乗車客がいっぱいで座れないではないですか!
一両だけのローカル線であり、
どうせガラガラだろうと高をくくっていたのですが、
なんと満員であり、立っている人でごった返しているのです!

それでもなんとか2時間乗り続け、
ようやく知床斜里駅に到着、予約していたハイヤーに乗って
レンタカーを借りるお店まで行ってもらいました。
そこでレンタカーを借り、
いよいよ本日の目的地である羅臼(らうす)までゴー!

ホテルに着いたのは18時頃だったのですが、早く食事をしたかったので
18時半から夕食をもらうことにしました。
羅臼のホテルはそれ程大きくはなく、
食事もどちらかというと一般的な家庭料理に近いものでした。

お酒は瓶ビールを2本、熱燗を1合、さらに焼酎を飲みました。
ただ、焼酎は頂けませんでした。
大きく宣伝されていたので一度飲んでみようと注文したのですが、
なんか薬っぽくて、結局の残してしまいました。
20時頃には部屋に戻り、そのまま熟睡でした。
(次回に続く)



プロフィール

黒丸尊治

Author:黒丸尊治
もともと心療内科医でしたが、縁あって今は緩和ケア医として仕事をしています。もともと、コミュニケーションや「心の治癒力」に大変興味をもっており、今はホリスティック医学にもかかわっています。どちらかというと、のんびり屋でマイペースです。あまり人と同じことをしたくないという、天の邪鬼なところあり。
ホリスティックコミュニケーション実践セミナーHPはこちら。
http://kuromarutakaharu.com

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